玉野市で地域住民を支えるためのボランティアを養成する講座が開かれました。
この講座は「安心して暮らせる地域づくり」を目指して玉野市社会福祉協議会が去年から開いています。二度目の今回は地域のボランティア団体に所属する人や地域の人、およそ30人が参加しました。市社会福祉協議会で生活支援コーディネーターをしている三宅啓之さんは「超高齢社会の現状と地域での助け合い活動の必要性」と題して講演しました。講演では2050年には65歳以上の一人に対して20歳から64歳の人口が1. 2人となり、高齢者を支える人の数も少ないことを説明しました。そして、衣替えや家具の移動といった、公的なサービスを利用することができない困りごとが生活の中に多く存在する現状を指摘し、身近なことからできるボランティア活動があることを紹介しました。このほか、「地域住民を支えるために必要な知識」と題した講演やシルバー人材センター、社協のボランティアセンターなど市内の活動団体の紹介もあり、参加した人は身近にできるボランティア活動に関心を寄せていました。




