岡山県の天然記念物「阿知の藤」の樹勢を回復させるプロジェクトが今年から本格的にスタートし、監修を行う樹木医が視察に訪れました。
倉敷市本町の阿智神社境内にある「阿知の藤」を視察したのは、静岡県浜松市の樹木医でフジ治療の第一人者塚本 こなみ さんです。樹齢300年から500年と推定される藤の樹勢を回復させるため、現在、高さ8メートルある藤棚を、3メートルに低くする改修に取り掛かります。この日は、改修前の作業工程を地元の造園業者と確認しました。「阿知の藤」の樹勢回復治療は平成13年に行われて以来3度目です。今回は、県や市からの補助金など1400万円で、3年かけて「阿知の藤」の再生に取り組みます。




