１月２６日は文化財保護への意識を高める「文化財防火デー」です。
防火デーを前に総社市の国指定重要文化財備中国分寺五重塔で防火訓練が行われました。
訓練には総社市消防本部や備中国分寺の関係者などおよそ４０人が参加し、火災発見から鎮火までの手順を確認しました。
訓練は山林で火災が発生し文化財の五重塔に延焼する可能性があるという想定で行われました。
土産物店の職員が火災を発見し１１９番通報します。
そして常設されている放水銃を使い副住職が初期消火にあたりました。
消防車が到着すると署員が迅速に消火活動にあたり鎮火させました。
総社市内で国指定の建造物は備中国分寺の五重塔と宝福寺の三重塔の２ヵ所で、文化財防火デーにあわせて毎年順番に訓練を行っています。
総社市内の国指定建造物での火災はありませんが、今後も消防と地域が連携し、強化していくことにしています。
