総社市は平成30年の消防出初式を開きました。
消防出初式には総社市の消防職員、消防団員などおよそ700人が出席しました。中山利典消防長が挨拶に立ち「火災予防の重要性を認識し、さらなる消防体制の確立を目指す」と平成30年の意気込みを語りました。このあと、功績のあった消防団員の表彰式が行われました。今年表彰を受けたのは214人と2分団です。代表者が壇上にあがり、表彰状、感謝状を受け取りました。総社市の平成29年の火災発生件数は34件で、前の年より24件増え、清音、山手と合併した平成17年以降、最多となりました。火災による死傷者はゼロでした。総社市の片岡聡一市長は「有事の際には市民の力で生命、財産を守っていくために力を合わせましょう」と消防職員、団員と意識を再確認しました。また今回、これまでの消防団員としての功績を讃え、消防団長を19年務めた名誉消防団員の高見章郎さん、同じく消防団長を16年務めた名誉消防団員の大月亮さんの胸像が披露されました。平成30年に入って総社市内ではすでに2件の火災が発生していますが消防出初式に出席した消防関係者は市民の生命、財産を守るため気持ちを新たにしていました。




