倉敷市で人権教育研究大会が開かれました。
これは市の教育委員会、それに人権教育研究協議会が幼稚園、小中高、それに特別支援学校の教員を対象に毎年開催しています。46回目の今年は「一人ひとりを大切にし、認め合い、支えあう幼児、児童、生徒の育成を目指して」という研究主題のもと5つのグループに分かれて発表しました。このうち、「性の多様性を認め合う児童生徒の育成」をテーマにしたグループではモデル校の教員が学級活動や道徳などを通した児童への指導方法について発表し、性的マイノリティとされる児童・生徒を含めて全体の多様性を尊重し、違いを認めあうことの重要性について強調しました。分科会には市内の教員のほか、倉敷市の取り組みを研究する福岡県久留米市内の小学校の教員、それに岡山市内の性的少数者自助グループのメンバーも参加し発表に耳を傾けていました。




