倉敷工業高校ファッション技術科は羊の毛を使ったひざ掛けを作り介護老人福祉施設倉敷シルバーセンターの入居者へ贈りました。
倉敷シルバーセンターを訪れたのは倉敷工業高校ファッション技術科の3年生6人です。6人は、入居者へ手作りした羊毛のひざ掛けを贈りました。倉敷工業高校では毎年、倉敷藤戸荘、倉敷シルバーセンターで飼われている羊の毛刈りをしています。2007年から続くこの事業で去年も5月に生徒36人が毛刈りに挑戦しました。バリカンを手に慣れない手つきで作業を進めました。刈り取られた羊毛は、学校へ持ち帰り洗い、染め、つむぎ、手織と一連の作業を実習形式で行いました。ひざ掛けは暖かな色づかいで生徒の気持ちが詰まったものに仕上がりました。施設入居者も気に入ったようで、ひざ掛けを受け取ると嬉しそうに肌触りを確かめたり色を見たりしていました。ひざ掛けの贈呈式では高校生と入居者がコミュニケーションを図る場面や入居者からのリクエストで高校生が校歌を歌う場面もあり少しの間、交流を楽しんでいました。なお、ひざ掛けは倉敷藤戸荘にも贈られます。




