職業観を育むキャリア教育の一環として倉敷南高校の2年生は、「仕事の達人講座」を受講し、地域で働く企業人・社会人から業務の内容や心がけなどを学びました。
将来の夢の実現に向け進路選択や職業観を育むためのキャリア教育を推進する倉敷南高校では、2年生の必修科目として「キャリアⅠ(イチ)」の授業を週1時間行っています。「仕事の達人講座」と題する授業もその一環で、315人の2年生は、法律、教育、自然科学など自分が希望する学問分野別に地域で活躍する社会人講師を迎え13の講座をそれぞれ受講しました。明治25年(1892)創業の萩原(はぎはら)商店を前身とする萩原工業の萩原邦章会長からは、畳表を扱う会社から合成樹脂繊維を用いたブルーシートのトップメーカーへと成長した技術革新や企業努力などについて学びました。また、大正12年(1923)創業のカモ井加工紙の鴨井尚志社長からは、ハエ取り紙や工業用粘着テープメーカーがどのような経緯でおしゃれ文具の「マスキングテープ」を製造するようになったかなど「マスキングテープ」の誕生秘話を聞いたほか、職業を選択する際には「何のために働くのか」という仕事に対する大義を見出すことが大切であることも学びました。
【インタビュー】「仕事の達人講座」を受講した生徒は
倉敷南高校2年キャリア教育「仕事の達人講座」
【取材日】2018年1月16日(火)
【場所】県立倉敷南高校
【住所】倉敷市吉岡
【インタビュー】を受講した生徒は




