新年の恒例行事消防出初式が行われ、倉敷市では1500人を超える消防関係者が決意を新たにしました。
倉敷市の消防出初式は倉敷市民会館で行われました。倉敷市消防局の職員と市内4つの方面隊、42の分団に所属する消防団員あわせて1560人が出席しました。最初に松浦祥裕消防局長が「地域社会に密着した消防の使命を果たすため、一層の努力と活躍を期待します」と式辞を述べました。また、伊東香織倉敷市長は「災害はいつ起こるかわからない。日ごろから訓練、鍛錬を積み重ね、市民の安心・安全に力を尽くしてほしい」と激励しました。また式典では、長年の功績や優秀な活動に対する表彰がありました。水島分団の武波伸昭副分団長、大高分団の小野宏徳分団長、味野分団の亀山和生部長など、延べ341人が受章しました。平成29年に倉敷市消防局管内で発生した火災は135件で、前の年に比べて23件増えています。また、救急の出動件数も、去年より752件増えて過去最多となり、消防業務の使命はますます高まっています。出席者は、一致団結して市民の安全を守ろうと決意を新たにしていました。なお、この日は玉野市でもおよそ500人が出席して消防出初式が行われました。




