倉敷市阿知の倉敷物語館は正月遊びなどで日本の伝統文化にふれるイベントを開催しました。
倉敷物語館では、新年から笑って過ごそうと、毎年「新春初笑い」と称して落語などのイベントを開催しています。6回目となる今年は落語の寄席のほか、日本郷土玩具館の代表取締役でコマ回し名人の大賀弘章さんを講師に、ちょんがけゴマと呼ばれる、軸を糸にかけて宙吊り状態で回すコマを作って遊びました。大賀さんは、自分が子どもの頃は遊ぶものが少なかったので やかんの蓋をコマ代わりにして遊んでいたことを話し、ダンボールと画用紙を使ってやかんの蓋の形に似たちょんがけゴマの作り方を教えました。ちょんがけゴマは熊本などに伝っているコマで、「宙に掛けるコマ」が名前の由来になっていると言われています。
参加者は、大賀さんに作り方や回し方のコツを教えてもらいながら、コマ遊びを楽しんでいました。倉敷物語館では新春のイベントとして、8日(月)には、倉敷芸能塾による創作獅子舞が披露される予定です。




