倉敷芸術科学大学が募集した全国高校生現代アートビエンナーレの表彰式が行われました。
全国高校生現代アートビエンナーレは若い才能の発掘と芸術家の育成を目的に倉敷芸術科学大学が2年に1度開催しているコンクールで今回9回目となります。大賞に選ばれたのは広島県立福山誠之館高校3年の増川祐伎さんの作品「anchovy」です。スクラッチという技法を用いていて鉛筆にはない絵画の魅力が評価されました。また、倉敷市長賞には和歌山県立紀央館高校2年の米原花梨さんの作品「アオガエル」が選ばれました。アオガエルの皮膚の生々しさが自然観察が絵画にとって重要であることを訴えてくる作品です。今年は全国各地から199点の応募があり、このうち50点の入選作品が選ばれました。なお、入選作品50点はあす24日(日)まで倉敷市中央の倉敷市立美術館に展示されます。




