吉備真備杯くらしき囲碁大会が倉敷市真備町のマービーふれあいセンターで開かれました。
この大会は、倉敷市真備町ゆかりの偉人・吉備真備公が奈良時代に中国から囲碁を持ち帰ったとされるのにちなみ、その偉業を顕彰するとともに囲碁文化の普及を目的に毎年開催されています。8回目を迎えた今回は、倉敷市内外からおよそ200人の愛好家が参加しました。中学生以下の「子ども部門」と「一般部門」で、級や段ごとに勝敗を競います。参加者は、自らの腕を試そうと真剣な表情で打っていました。また16日17日の二日間にわたって、小学生の囲碁日本一を決める「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」も開かれました。今年は、各都道府県の86人が参加し小学生低学年の部と、高学年の部に分けて対戦します。17日は準決勝・決勝戦が行われ、予選を勝ち抜いた8人が対局しました。囲碁七冠の井山裕太棋聖を審判長に迎え、子どもたちは一手一手、緊張した面持ちで打っていました。大会の結果はご覧の通りです。各部門の優勝者2人には、囲碁の3大タイトルの一つ「棋聖」のジュニア版「子ども棋聖」の称号が与えられました。




