今年も残すところ2週間あまりです。倉敷市の由加神社では、一年の埃と汚れを落とすすす払いの神事が行われました。
由加神社の本殿には、神社の職員をはじめ、崇敬会の「由加こんぴら二神会」や一般の参拝者などおよそ50人が集まりました。厳かに祭典が執り行われた後、 由加山から切り出した長さ6mの竹を使って、拝殿や回廊の天井、軒下についた埃を払い出していきました。由加神社のすす払いは、一年の汚れを落としあわせて不景気の風を払うことで福を授かろうという年末の恒例行事です。参加した人たちは来年が素晴らしい年になるよう祈りを込めて、およそ5分間すす払いに精を出しました。由加神社では25日までにお守りやお札などの準備を終え、大勢の参拝客が訪れる新年を迎えます。




