倉敷市立本荘小学校の4年生が、福祉について理解を深める総合学習の一環で認知症について学びました。
授業は4年生23人を対象に行われ、児島西高齢者支援センターの職員が講師を務めました。本荘小学校のエリアは、高齢者の比率が全体の3分の1と市の平均より高く、認知症の出現率では5番目に高いそうです。このことから、学区内の健康福祉についての課題を議論する小地域ケア会議が出前授業を提案し、児島地区では初めて行われました。また、小地域ケア会議のメンバーが寸劇を披露。「もの忘れ」と「認知症」の違いをユーモアを交えながら伝えました。子どもたちは、環境や周りの人の接し方で認知症の症状が変わることなどを学びました。授業を運営した児島西高齢者支援センターでは、今後ほかの小学校区でも講座を開き、児童生徒の認知症サポーターを増やしたいということです。




