大幅な増加傾向にある労働災害に歯止めをかけるため、厚生労働省岡山労働局は安全パトロールを実施しました。
今回の安全パトロールは厚生労働省岡山労働局の金田弘幸局長と職員がサノヤス造船水島製造所を訪れて実施されました。金田労働局長はサノヤス造船の職員に業務中の危険について聞き取りをしたり、安全対策として行っている教育訓練の部屋を見て回ったりしました。岡山労働局によると今年10月末現在、労働災害による死傷者数は1558人と前の年よりも156人増えています。その多くは経験年数が5年未満の人で812人となっています。製造業では5人が亡くなっていて、労災事故の多くは機械に挟まれる、巻き込まれる事故となっているということです。




