現在建設が進む倉敷アイビースクエア新宴会場の外壁に使うレンガの再生作業が行われました。
倉敷アイビースクエアの赤レンガは明治21年に創業された倉敷紡績の工場に使用されたものです。昭和49年にはホテルに改装され、現在まで倉敷アイビースクエアの象徴として親しまれています。100年以上も前に竣工したレンガ造りの建物が現役で活用されているのは全国でも珍しくとても貴重な建築物です。この度、来年10月のオープンを目指して建設されている新宴会場の南側の外壁にもこれまで使っていた壁のレンガをリメイクして活用します。今回古いレンガを再生させる作業に参加したのは、倉敷市内などのおよそ30人です。山口県のレンガ職人、高山登志彦さんを講師にレンガの周りについていた漆喰を削り取る作業を体験しました。キレイになったレンガには参加者の名前が入れられ、倉敷アイビースクエアにそれぞれ思いが刻まれました。レンガの再生作業は、3日まで行われます。




