ガラス作家田井 将博さんの作品展が、倉敷市中央の日本郷土玩具館で開催されています。
香川県綾川町に工房を構える田井 将博さんは、倉敷芸術科学大学ガラスコースの一期生で、倉敷ガラスの小谷 真三さんからガラス制作の基本を学びました。倉敷での作品展は大学卒業後、毎年開いていて、今年もグラスや小鉢、花器など、日常使いのガラス製品およそ300点を展示しました。展示された作品は使い勝手のいいシンプルなデザインのものが多く、ひとつひとつ丁寧に手作りで仕上げた作品となっています。なかでも色ガラスを使ってカラフルに仕上げたカップは、シンプルなデザインとあいまって、都会的で洗練されたやわらかな印象をもつ作品に仕上げています。このほか、田井さんがこだわり続けている気泡を取り入れたデザインの作品も展示されていて、いずれも夏の食卓を涼しげに演出するガラス作品となっています。ガラス作家 田井 将博さんの作品展は、25日(日)まで倉敷市中央の日本郷土玩具館で開催されています。




