この春から自転車通学を始めた中学1年生を対象にした交通安全教室が、総社市の昭和中学校で行われました。
自転車の交通安全教室は総社市が毎年新入学の時期に開いています。今年は4つの中学校のうち学校側から依頼のあった3校で実施しています。昭和中学校での交通安全教室でははじめに総社警察署の森宗元己さんが「見る・聞く・待つ・知る」が安全を守る4つのポイントだと話し左側通行や一時停止を守るように生徒に伝えました。自転車は全国で1日あたり440人が自転車の事故に関わっています。交通安全についてのビデオでは携帯電話を使いながらの走行や無灯火走行で事故を起こした場合、未成年でも刑法上の責任を問われることがあることなどが紹介されました。このあと運動場ではJAF(日本自動車連盟)のスタッフを招き自動車の運転席から見た死角の位置や、ブレーキをかけてから実際に止まるまでの距離を確認しました。生徒たちは自転車の正しい乗り方と交通事故から身を守るポイントを学んでいました。




