JR西日本と警察・消防が連携して 宇野駅周辺の巨大地震、津波を想定した対応訓練が行われました。
訓練は、震度6強の地震により宇野行きの下り電車が宇野駅前で緊急停止したものの脱線。
その後、大津波警報が発令され、2時間後に3mの津波が押し寄せるという想定で行われました。
運転士は停車後すぐに 状況を確認し、救助を要請しました。
車掌や乗り合わせたJR職員とともに乗客およそ20人の負傷の度合いや車いすの人が乗車していることなどを確認しました。
まもなく救助に駆けつけた 玉野市消防本部の隊員がJR職員や警察と協力し、負傷した乗客を車外に救出しました。
救助後、駆けつけたJRの職員が、乗客を避難場所である玉野高校へと誘導しました。
この訓練は、東日本大震災をきっかけに、南海トラフ地震が起きる可能性が高まったのを受け、JRと地元消防・警察で毎年行っています。




