東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町の復興支援イベント「いぐすぺ!南三陸」が倉敷市の国指定重要文化財「大橋家住宅」で開かれました。
「いぐすぺ=さぁ!いこう南三陸」と題した今回のイベントは、倉敷市のボランティアメンバーで作る実行委員会が中心となって開催しました。会場では、南三陸町の魅力を知ってもらおうと、タコやサケ、ワカメなどの海産物をはじめ、南三陸のマスコットキャラクター「オクトパス君」のグッズなどが販売されました。また、リサイクルの着物の即売会も人気を集めていました。東日本大震災の復興支援にと全国各地から寄せられた2000着を超える着物が並び、訪れた人が次々に買い求めていました。この売上金は南三陸町に寄付されるほか、復興支援の活動費に充てられるということです。このほか、元南三陸町役場の職員で「オクトパス君」の発案者でもある阿部忠義さんによる講演も行われました。様々な復興プロジェクトに携わる阿部さんは、被災直後から現在までの現地の様子を写真で振り返るとともに震災から立ち上がる力などについて話しました。なお、明日4日(土)には倉敷路地市庭で午前9時から「南三陸ミニ福興市」が開かれます。




