倉敷陶友会会員で備前焼作家の山下今朝吾さんの窯出し展が11日から総社市黒尾の鬼備窯(おにぞなえがま)で始まりました。
山下 今朝吾さんは、家族との時間がもてる仕事がしたいと、陶芸家を志し、備前焼の畝尾典秀さんに師事して20年前、倉敷に窯を構えます。現在は、総社市黒尾に移転した工房「鬼備窯」で、作陶活動を続け年に一度、窯出し展を開いています。今年も、備前焼と灯りを融合させた山下さんならではの手仕事によるランプシェードや新たに光と音との融合を図ったスピーカーを出品しています。また、縄文時代の土偶をイメージした花器や、土と炎が織り成す陽変によって生まれた青備前や黒備前の茶碗や花器など現代生活にマッチした食器なども展示されています。約300点におよぶ山下今朝吾さんの窯出し展は、18日(日)まで総社市黒尾の鬼備窯で開かれています。




