県立倉敷中央高校でオリンピック・メダリスト有森裕子さんの講演会が開かれました。
講演会は、中央高校の創立70周年を記念して行われました。元マラソン選手の有森さんは、バルセロナとアトランタ2大会連続でオリンピックに出場し銀、銅のメダルを獲得しました。講演会では、「夢を実現するために想い叶える力とは」をテーマに話しました。有森さんは、幼い頃から走ることが得意で陸上を始めたのではなく、小学校5年生の時、いつも他人と自分を比べ自信が持てない性格を変えてくれた体育の先生と出会い、陸上を始めました。本格的に陸上に力を入れたのは、高校に入ってからです。3年間一度も大会に出場できず、悔しい思いをしたけれど走ることを諦めなかった事などを話しました。生徒達に、「自分がこうなりたい、やってみたい」という強い信念があれば、夢が現実に近づいてくるという事を伝えていました。会場には、全校生徒およそ1000人が、有森さんの岡山弁を交えてのトークに耳を傾けていました。




