倉敷市羽島の天神窯で、早くも来年の干支「イヌ」をかたどった香盒(こうごう)の窯出しが行われました。
陶芸家 岡本 篤さんの天神窯では昭和24年から先代の欣三さんが手掛けて以来、毎年この時期に干支をモチーフにした 香盒の窯出しを行っています。
来年の干支は「つちのえいぬ」。70作目の香盒は「張(は)り子犬(こいぬ)」をイメージした高さ7・5センチほどのかわいらしいもので、150個を窯出ししました。ガス窯で、30時間1300度で焼き上げ香盒を、ひとつひとつ仕上がりを確認しながらとりだしました。篤さんとして17作目となる今回の香盒は、赤絵で絵付けしたものでしっぽをふって愛嬌を振りまくしばいぬの子犬を表現しています。
【インタビュー】
天神窯 岡本 篤さん
「戊(つちのえ)戌(いぬ)の香盒」は、年末までに300個ほど制作される予定で27日から29日までは窯出し展が開かれます。
天神釜来年の干支「戌年」香合窯出し
※ファイル名はイベント名など検索しやすい名称で
【取材日】2017年10月26日
【場所】天神釜
【住所】倉敷市羽島
【インタビュー】天神窯 岡本篤さん




