倉敷市中島の真言宗高蔵寺が開く寺子屋が今年度もはじまりました。
高蔵寺の寺子屋は住職天野高雄さんが 子ども達に「真剣になる時間の大切さ」を伝えようと、平成10年から始まった講座で今年で12年目です。毎月 第2、第4土曜日の午前7時からおよそ1時間、子ども達は読経や掃除などを体験しながら、礼儀や人との接し方も学びます。今年も10人が参加し、高野山と同じ所作で座禅などを行い、気持ちを集中させました。天野住職は 寺子屋を通して「生きる上での大切なものは 何か」伝え続けていて、ここで学んだ子ども達が将来 信仰心のある大人になってもらえればと話しています。高蔵寺の寺子屋は 多い年には30人を超える人気の講座で、ここで学んだ子どもが、今では社会人として立派に活躍するまでに育っています。




