総社市消防本部で、市内の事業所が消火技術や救命技術を競う「総社ファイヤー・セービング大会」が開かれました。
総社市防火協会と消防本部は、去年まで消火技術の向上を目的に消火技術訓練大会を行ってきました。そして今回から万一の災害にも備えるため、競技内容に心肺蘇生法やAEDの使用を加え、名前も「総社ファイヤー・セービング大会」に改めました。大会には防火協会に加盟する市内の事業所から、男子17チーム、女子10チームの合わせて27チームが参加しました。競技は、事業所内で火災が発生した想定で行われます。参加者は2人1組で、119番通報をするとともに初期消火に当たります。その後、意識不明の人を見つけ救急隊員が駆け付けるまでに心肺蘇生法やAEDで救助に当たります。審査には消防署員が当たり、スピードや正確性などを評価していきました。参加者は日ごろの訓練の成果を発揮しようと真剣に取り組んでいました。




