備中エリアで活動する子供備中神楽のメンバーが、美観地区の観光拠点施設倉敷物語館で華麗な舞を披露しました。
この日出演したのは、阿智神社子供備中神楽育成会と、井原子供神楽伝承道場に所属する小学生から高校生までの8人です。導きの舞にはじまり、猿田彦命の舞、事代主命の舞など8つの演目があり、威勢のいい掛け声と堂々とした演技に100人を超える観客がじっくりと見入っていました。この催しは、国指定重要無形民俗文化財でエリアの伝統芸能である備中神楽を伝承し、岡山県外の観光客にも広く知ってもらおうと、倉敷物語館を管理運営する倉敷まちづくり会社が春と秋の観光シーズンに開催しています。演目の合間には、お菓子などの「福の種」が撒かれ、観客がその福を授かっていました。なお、阿智神社子供備中神楽育成会では、10月14日に阿智神社の境内で、秋祭りの神賑わいとして神楽を奉納する予定です。




