岡山県立倉敷中央高校の生徒が、面接試験での印象をよくする声の出し方を劇団四季の元歌手から学びました。
劇団四季流ボイストレーニングと題したこの特別講座は、来年進学・就職を控える2年生313人を対象に行われました。講師を務めたのは元劇団四季のソプラノ歌手でヴォイストレーナーの清水美也子さんです。まずは肩甲骨をほぐし、腹式呼吸を練習して声を出しやすくした後、劇団四季で行っている「あいうえお」の母音を使った発音練習を伝授しました。声が響きにくいという日本語の特徴を踏まえて、顔の筋肉を使い、表情を意識しながら口を開けるのがポイントです。倉敷中央高校では例年、大学への推薦入学や就職の試験で面接する生徒が多いそうです。短い時間で印象が決まることから、きりっとした態度や声を2年生のときから意識できるよう、去年からこのような講座を開いているということです




