家庭で看病できない病気の子どもを一時的に預かる病児保育室が総社市で初めて開設されました。
病児保育室「ほっとチュッピー」が設置されたのは総社市井出の三宅内科小児科医院です。開所式では、片岡 聡一総社市長と三宅 周院長がテープカットをして開所を祝いました。病児保育室は、保護者が仕事の都合などで家庭で看病できないときに子どもを預かる施設です。施設はおよそ70平方メートルで子どもの状態にあわせて保育室、隔離室などにわかれています。看護師と保育士が一人ずつ常駐し、食事を含む保育業務のほか、必要に応じて診察や薬の処方も行い、一日3人まで預かります。この病児保育室は総社市の委託事業として運営され、国からの補助金を含め、市が病院に年間およそ760万円を支払います。総社市内では去年3月まで回復期にある子どもを預かる病後保育を行う医院がありましたが、今回開所した「ほっとチュッピー」が病中・病後の子どもを預かる市内唯一の施設となります。保育の対象は、総社市内に通う保育園児や幼稚園児、小学3年生までの児童です。利用するのには市への事前登録が必要で一日利用は2、000円、5時間未満の半日利用は1、000円となっています。利用申し込みは前日までに電話で受け付けます。また、開所式では病時保育室の愛称「ほっとチュッピー」を名づけた総社市真壁の西村 豪紀さんへの表彰も行われました。
病児保育室「ほっとチュッピー」総社市井919
TEL0866-93-8882




