秋の行楽シーズンに向けて倉敷美観地区では、恒例の柳の剪定が始まりました。
柳の剪定は、風通しを良くし、病害虫を予防するために6月、9月、12月の年3回行われています。剪定作業には、市内の造園業者があたり梯子や脚立、クレーンを使って木の上や川に張り出した枝や葉を切り落としていました。剪定作業は、大原美術館から前神橋までの美観地区とその南側の入船)橋までの約800メートルにおよぶ倉敷川河畔の柳155本を対象に4日間かけて行われます。作業員は、パチリ、パチリと手際良く剪定バサミや高枝バサミを使いながら長く伸びた枝をすっきりとした姿に剪定していました。なお、美観地区の南入船橋近くの親水公園の藤棚では、季節外れの花が咲いています。春に咲く花よりもやや小ぶりですが藤棚の上に薄紫と淡いピンク色の花をつけています。季節外れの藤の花は造園業者によると、夏の終わりに行った藤棚の剪定作業による影響とみられています。
倉敷美観地区で柳の選定
【取材日】2017年9月11日
【場所】倉敷美観地区
【住所】倉敷市中央
※【場所】倉敷川親水公園
【住所】倉敷市中央




