高齢者世帯に住宅用火災警報器を配布するモデル事業地区に玉野市の奥玉地区が選ばれ、今日から警報器の設置が始まりました。
玉野市消防本部の職員と奥玉婦人防火クラブの穂倉八千代会長が奥玉地区の高齢者宅を訪問しました。住宅用火災警報器は寝室と寝室がある階の階段に設置が義務付けられています。消防職員は、設置場所を確認し警報器を手早く取り付けていきました。テストボタンを押して警報音とアナウンスが流れることを住人と一緒に確認し万が一の時の注意点も指導していました。
また、消火器や燃えにくい素材で作られたエプロンも配布され使い方や置き場所についてアドバイスしていました。
火災警報器の配布モデル事業は一般社団法人全国消防機器協会と消防庁が全国20の団体を選定し、実施しているものです。奥玉地区には高齢者の一人暮らし世帯が103軒、高齢者のみの世帯が109軒あり一人暮らし世帯を優先に配布されます。
平成29年6月1日現在、玉野市消防本部管内は、岡山県内で設置率が62%ともっとも低く、モデル事業での取り組みや防火フェアのイベントなどを通して設置を進めていきたい考えです。




