JEFスチール西日本製鉄所と三菱自動車工業水島製作所が共同で企画したモノづくり工場見学会が開かれました。
この見学会は、JFEスチールと三菱自動車が鉄から自動車が作られる工程を見てもらい、モノづくりに興味を持ってもらおうと初めて開催しました。見学会には、倉敷市内外から小中学生の親子など90人が参加しました。JFEスチールでは、自動車の足回りになる鋼板をつくる熱延工場を見学しました。参加者は、1200度の鉄の塊が、全長2キロ、厚さ数ミリの薄板に延ばされていく所を目の当たりにし、その迫力に圧倒されていました。また、鋼板をトイレットペーパーのように巻いたコイルを1枚ずつの板にカットし、自動車のパーツに型取りしていく所も見学しました。三菱自動車工業水島製作所では、床板やドアなどの部品製造ラインを見学したほか、フロントガラスやドアの組み立て、エンジンの取り付けなどを見て回りました。参加者は、工場見学を通じて、水島コンビナートでのモノづくりについて理解を深めていました。




