貴重な町並み保存や賑わい創出などのまちづくり活動を支援する「倉敷市まちづくり基金」の今年度1回目の運営委員会が開かれ、申請のあった「基金」の活用事業について審査が行われました。
1億6100万円を積み立てて平成25年度に創設された倉敷市まちづくり基金では、運用益や寄付金などを活用して300万円を上限とする事業費の半分の補助金を交付しています。平成26年度から28年度までにハード事業19件、ソフト事業4件合わせて23件の補助金活用事業へ約5090万円を交付しています。今年度1回目の運営委員会で申請があったのは、児島ジーンズストリートの空き店舗を活用した県内の特産品アンテナショップの整備事業です。旧商店街の通りに面した空き店舗をジーンズストリートらしい雰囲気に改装し、デニム製品を始め真田紐のベルトやストラップなどジーンズストリートに不足している観光客向けのお土産商品を販売するのが狙いです。さらに、将来的には、空き店舗の裏に残る古い土蔵を活用してカフェやワークショップの拠点などを整備し、ジーンズストリートの賑わいを創出する予定ということです。なお、運営委員会の審査の結果、採択されました。




