大原美術館で子ども達が楽しみながらアートに親しむ「チルドレンズ・アート・ミュージアム」が開かれています。
このイベントは、大原美術館が夏休み期間中に開催している恒例イベントで、今年は17のワークショップが用意されました。中庭では、「モネの睡蓮」を80人の子ども達の作品で完成させるワークショップが開かれ、子ども達は、クレヨンや色鉛筆、水彩絵の具などを使い、それぞれ自由な感覚で睡蓮を描いていました。フェルディナント・ホドラーの「木を伐る人」の前では、子ども達が絵に描かれている人物と同じ衣装に身を包み、斧を大きく振りかざしたポーズをまねて、作品の力強さを表現していました。また、分館前では野外彫刻と触れ合うワークショップが開かれ、参加した親子は裸足になって体を動かし、アートを肌で感じていました。その他、絵の具をつけたボールを転がして模様を描き、風を受けて回転する作品の製作コーナーなどもあり、子ども達は、自分達の好きな色を使って作品づくりを楽しんでいました。大原美術館のチルドレンズ・アート・ミュージアムは明日も開催されます。




