県内の自動車関連企業の競争力強化と持続的な発展をめざす、「岡山県自動車関連企業ネットワーク会議」が設立されました。
設立総会には、県内の自動車関連企業から79社、およそ130人が参加しました。初めに、この会の発起人である協同組合ウイングバレイの晝田眞三理事長が「去年4月の三菱自動車の燃費不正問題発覚以降、企業間の横のつながりや行政との連携が強くなってきました。それが今日の会の設立につながりました」と挨拶しました。県内の三菱系自動車部品メーカーは、三菱自動車が去年10月に日産の傘下となったことで、日産系部品メーカーとの競合にさらされることとなりました。会では、情報収集や意見交換を通じて技術力や生産性の向上、販路拡大をはかる他、日産のコンサルタントによるセミナーや研修会なども行う予定です。会長にはウイングバレイの晝田理事長が就任し、「県内の自動車産業は個々の企業の発展があってこそ。個別の企業がしっかり連携しながら、入って良かったと思われる会にしていきましょう」と述べました。




