倉敷市の繊維産業を観光の視点からとらえた講演会が倉敷市で開かれました。
この講演会は倉敷市と市内11の大学などが連携して開催している市民向け講座の一つです。25日は「一輪の綿花から始まる倉敷物語」が日本遺産認定を受た倉敷市の繊維産業についての講座が開かれました。講師は倉敷芸術科学大学危機管理学科講師で産業観光が専門の芦田雅子さんです。芦田さんは倉敷市の繊維産業の歴史や製品について説明しました。倉敷市が日本遺産に認定されたことについては「観光のさらなる発展が期待されます」と述べました。そして、「産業は地域の成長の歴史。倉敷の繊維産業は歴史の観点からも魅力ある資源の一つで観光の対象として考えることができます」としました。講演会には高梁川流域圏7市3町の住民およそ20人が参加し、芦田さんの話を興味深く聴いていました。




