8月定例総社市議会が開会し、一般会計補正予算案など24件が上程されました。
一般会計補正予算案は、12億1400万円です。補正後の予算総額は275億5760万円で、前の年と比べて18億3560万円の減額となっています。主な費用うち、今議会に上程されている総社市大規模災害被災者の受け入れに関する条例と制定に伴う準備金などの関連費用が1000万円。これは大規模災害が発生した際、県外からの避難者を総社市で受け入れ、生活再建のための必要な支援を行うというものです。またサイクリング・ランニングコース整備事業に848万円、ウォーキング・ランニングコース路上施設整備事業に3800万円となっています。これは、市中心部やサンロード吉備路周辺にウォーキングやランニングのモデルとなるコースを新設するための費用です。開会に先立ち片岡聡一市長からは「全国屈指の福祉先駆都市の実現」や「グランドデザイン改革」の進捗状況などが報告されました。待機児童ゼロ対策については、「4月に待機児童ゼロを達成したものの、8月1日現在、0歳児2人が待機していることから今後保育士の子どもを優先的に入所などさせるなど保育士確保のための対策や幼稚園での早朝預かり保育も実施していく」と説明しました。8月定例総社市議会は、24日から一般質問が始まり、一般会計補正予算案など24件を審議します。




