高齢者が健康でいきいきと地域で暮せるように介護予防のための研修会が倉敷市保健所で開かれました。
「サロンからの元気発信!目指せ・健康寿命」と題した研修会は、地域リハビリテーション活動支援事業として倉敷市が地域住民を対象に初めて開いたものです。高齢者が健康で自立した生活が行えるようにと研修会には、運動や体操などを取り入れている住民主体のふれあいサロンの運営者や高齢者支援センターの職員など約30人が参加しました。今回は、介護予防のためのより効果的な運動を取り入れてもらおうと川崎医療福祉大学の理学療法士大坂裕先生を講師に迎え、筋肉や関節、骨などの運動器の働きが悪くなって立ったり,歩いたりする機能が低下する状態ロコモティブシンドローム略して「ロコモ」を防ぐための運動を教わりました。片足立ちやスクワットといったロコモ予防のための運動はゆっくり呼吸をしながら自分のペースで続けることが大切で、気軽に無理なくできることから研修会参加者は、さっそく、サロンで取り入れてみたと話していました。なお、介護予防のための研修会は、9月と12月にも開かれる予定でロコモ予防運動が習得できるようになっています。
サロンからの元気発信!目指せ・健康長寿
介護予防のための研修会
【取材日】2017年7月19日
【場所】倉敷市保健所
【住所】倉敷市笹沖




