6日からはじまる春の交通安全市民運動を前に倉敷市児島地区で推進大会が開かれました。
大会には、児島地区の交通安全連絡協議会、交通安全母の会などの関係者およそ200人が参加しました。児島署管内での交通事故による死亡者は今年に入ってからはありませんが、総事故件数はきのう現在で467件と昨年より36件増加しています。増加傾向にある交通事故の状況をうけ児島警察署の三村 淳署長は「児島地区の安心安全な交通社会実現のために皆さんと一緒に積極的な活動を展開していきたい」と話しました。このあと、子どもと高齢者の事故防止や、自転車の安全運転など4つの大会宣言が採択されました。また、大会では県交通安全教育講師団の原 一夫さんによる講演が行われました。原さんは、歌や紙芝居を通じて高齢者の交通事故のおよそ8割が自宅周辺で発生していることなどをクイズや紙芝居を使って説明し、高齢者の交通事故防止を呼びかけました。




