地球温暖化対策について考える「倉敷市地球温暖化対策審議会」が倉敷市水道局で開かれました。
今年度初めてとなる会議には、企業関係者や有識者などからなる 倉敷市地球温暖化対策委員21人が出席しました。
はじめに河田育康副市長から委員に委嘱状が渡されると、会長に株式会社住環境計画研究所の中上英俊会長、副会長に岡山大学の阿部宏史教授が選出されました。
会議では、温暖化の現状や市民・事業者へのアンケート結果の報告が行われました。
部門別の温室効果ガス排出量において、産業部門は全国では3割程度なのに対し、 水島コンビナートを持つ倉敷市では8割を占めることや、ネット通販の拡大によるトラック輸送量の大幅な増加があることなどが指摘されました。
これに対して、バイオマスエネルギーの利用や鉄道輸送と組み合わせて温室効果ガスの排出量削減を図るべきだなどの意見が出ました。
審議会では、23年に策定された倉敷市地球温暖化対策実行計画=「クールくらしきアクションプラン」の改訂に向けて年度末までに4回の会議を行います。




