さて、皆さんは「ランバイク」というものをご存知でしょうか？玉野市でこの「ランバイク」の大会が開催され、子ども達が熱いレースを展開しました。
自転車にまたがり、スタートを切る子ども達。でも、よく見ると、子ども達は自転車を漕ぐのではなく、足で蹴って進んでいます。「ランバイク」とはペダルやブレーキが付いていないアメリカ生まれのキッズバイクで、両足でバランスを取りながら地面を蹴って進みます。主な対象年齢は２歳から５、６歳までで、バランス感覚を身に着けやすいため、本確的な自転車に乗る前の入門用自転車としても人気を集めています。今回の大会は、 岡山県内のランバイク愛好家の保護者達が集まって開催したもので、２歳から６歳までの１０７人が参加しました。
最年少の２歳クラスには、１８人が出場し、子ども達は懸命にゴールを目指しました。なかには途中で転んで泣いてしまったり、お父さんの抱きかかえられてゴールする子も。そんな中、注目を集めたのが倉敷市在住の西村海晴くん。２歳クラスの全国大会で優勝経験があり、今月２２日にアメリカのソルトレークシティで開かれる世界大会への出場が決まっています。レースでは他の選手を寄せ付けないダントツの走りで見事優勝。世界大会出場者の貫禄を見せました。１５日には、海晴くんの町内会で世界大会へ向けた壮行会も予定されているということです。
