倉敷市立旭丘小学校で地域の人の話を聞く出前授業が開かれました。
出前授業は子ども達に国際理解を深めてもらおうと、地域と学校が連携し、地域の人が先生になって授業をする取り組みです。倉敷市教育委員会が今年度から始めたもので、一回目は旭丘小学校で行い、5年生50人が参加しました。連島に本部があり県内にスーパーを展開する株式会社仁科百貨店で執行役員を務める岡部拓造さんが「日本と世界食べ物くらべ」と題して話しました。岡部さんは商品の仕入れを担当していてオーストラリアやカナダなどへ商談に出かけています。
日本の食料自給率について紹介し、肉などは海外から低価格で輸入されている現状を説明しました。そして、海外と日本の食文化の違いについて紹介し、「いろいろな国の文化を理解しましょう」と呼びかけました。
企画した市教育委員会では今後も企業の協力を得て出前授業を開いていきたいとしています。




