倉敷市立短期大学服飾美術学科の学生によるユニークな藍染の企画展が、倉敷市児島下の町の高城染工で開かれています。
グレープフルーツに腕時計。会場に展示されているのは、通常の藍染めとは縁のないものばかりです。作品展を開いたのは、倉敷市立短期大学でファッションクリエーションゼミを受講している服飾美術学科と専攻科の学生あわせて7人です。児島下の町の高城染工との産学共同研究の一環として企画されたもので、学生たちは折鶴やティッシュペーパーの箱などそれぞれ興味をもったモチーフを藍で染め上げました。なかでも、こちらは鶏の卵を染めたもので、藍で染めたことで小さくなり、ウズラの卵ほどの大きさになっています。このほか会場には、手についた藍を洗う際に、石鹸の泡が藍色に変化していく様子を紹介した映像作品なども上映されています。藍の可能性に取り組んだ倉敷市立短期大学服飾美術学科の学生による企画展は、11日(日)まで、倉敷市児島下の町の高城染工で開かれています。




