備前焼の人間国宝伊勢﨑 淳さんの新作展が、きのう(31日)から天満屋倉敷店で始まりました。
会場には 伊勢﨑さんの新作60点あまりが展示されています。今回注目を集めているのが、「ブリージング クレイ(呼吸する土)」と名付けられた独特の形をもつ作品の数々です。作陶中、土をちぎるなどして生まれる形を見て作品化しようと思いついたそうです。焼き上がり後の生き生きした形からタイトルが思いついたと伊勢﨑さんは語ります。伊勢﨑さんは、昭和11年に備前市の陶芸家 伊勢﨑陽山(ようざん)さんの次男として生まれ、陶芸家の道を歩んできました。平成16年に人間国宝に認定された後も、伝統にとらわれることのない作品作りに打ち込んでいます。伊勢﨑さんの新作展は天満屋倉敷店で4月6日まで開かれています。




