児島市民病院の経営健全化検討委員会がきょう検討結果をまとめた改革プランを倉敷市に答申しました。
答申では 鳥越良光委員長が32ページにわたる改革プラン書を伊東香織市長に手渡しました。主な内容は 市と病院との間での問題点共有や意思決定の迅速化を図るため、仮称 病院経営会議を設置する必要性が説かれています。また、医師不足の改善や患者へのサービス向上などが盛り込まれています。鳥越委員長は 児島市民病院のこれまでの経営について「行政、病院、市民のコミュニケーションやそれぞれの責任意識が欠如していた」ことを明確に指摘し、伊東市長には、改革の成否の鍵はこの点にあると注文しました。答申された改革プランは 新年度から3ヵ年の計画で実施され、黒字転換を目指すことになっています。




