倉敷の総鎮守・阿智(神社の御神田で、御田植祭が営まれました。
阿智神社の御田植祭は、２００４年から行われている年中行事のひとつです。御神田は、倉敷市新田の新田中央公園の南側２００メートルのところにあります。約４アールの御神田を前に清めの儀、耕作の儀などのお田植え祭神事が営まれ新井俊亮宮司により祝詞が上げられ田植えの無事と豊作を願いました。神事の後、阿智神社の総代や世話人、敬神婦人会の会員が白丁や早乙女姿で御神田に入ったほか倉敷のボーイスカウトとガールスカウトの子どもたち１８人も参加しカラス姿で早苗を植えていきました。参加者は、「三女神の恵みをうけて早よ育てよ」と歌う阿智神社の「田植え唄」に合わせて赤米の苗を一株、一株、丁寧に植え付けていました。
阿智神社の御神田に植えられた早苗のうち半分は８月に青田刈りして、拝殿前の大しめ縄など正月準備に用いる稲わらとして利用することになっています。
