倉敷市水島を流れる八間川では、地域住民が参加して川の水質や生き物などの調査が行われました。
かつて水遊びができ、市民に親しまれていた八間川は、昭和30年後半から50年にかけて、工場からの排水などにより汚染が問題となりました。現在は、地域住民による清掃活動や下水道の整備により徐々に元の姿を取り戻しつつあります。この調査は、水島地区の環境再生活動に取り組む「みずしま財団」が1999年から行っています。
この日は、倉敷市内の親子連れや倉敷芸術科学大学の学生などが参加しました。
参加者は、はじめにCOD=化学的酸素要求量を計測し、川がどれくらい汚れているかを調べた後、川に生息する生き物を捕まえました。この日は、コイやメダカなど18種類の生き物が発見できました。
なお次回の水質調査は、8月26日に開催予定です。




