木工漆芸作家川添日記さんの作品展がArtspaceはしまやで開かれています。
川添日記さんは、香川県高松市を拠点に活動する木工漆芸作家です。高松市にアトリエを構え、倉敷市とインドネシアのバリ島を行き来しながら制作しています。20代後半まで、画家として活動していましたが、木を使った日本の伝統的な道具を作りたいという思いから木彫りをはじめました。川添さんの作品は、山帰来やつばきといった草木を題材にしています。一本の木をくり抜き、ひとつひとつの木目を活かしながら手彫りしていく草木彫というオリジナルの手法で漆塗りの重箱や皿、椀などを制作しています。Artspaceはしまやでの作品展は、初めてで、およそ100点の作品が並びました。季節の移ろいを器の中に表現した作品は、親子代々受け継いで使ってもらえるようにと願いを込めて作られています。川添さんの作品展は、18日(日)まで倉敷市東町のArtspaceはしまやで開かれています。




