水の事故が増えてくるこれからの時期に備え、倉敷市消防局は、若手職員を対象に救助法の講習会を開きました。
講習会には、若手消防職員40人が参加し、講師を務める救命救急士などから溺れている人を安全で確実に救助する方法を学びました。救助の際、重要となるのが溺れている人の呼吸の確保や救助が必要な人との距離です。安易に人が飛び込んで救助に向かうのは大変危険が伴います。講習では、身近にあるペットボトルなど浮力が確保できるものを使って救助する方法を実践していました。倉敷市消防局管内では、去年、水難救助による出動件数は19件で、そのうち10人が亡くなっています。なお、今年は、これまでに1件の出動要請がありましたが、負傷者はなしということです。




