倉敷中央高校の1年生は、地域への理解を深めようと水島の戦争遺跡亀島山地下工場を見学しました。
倉敷中央高校では、今年度から「中央夢プロジェクト」と題して水島地域の「産業」や「歴史」について理解を深める課題研究に取り組みます。この日は、1年生240人が「水島を知る」をテーマに亀島山地下工場の見学を行いました。亀島山地下工場は、太平洋戦争末期に、三菱重工水島航空機製作所が空襲から逃れるために工場を分散・疎開した跡地です。生徒は、亀島山地下工場を語りつぐ会の案内で全長およそ2キロの構内の内西側150メートルほど坑道を歩きました。真っ暗な構内をライトを照らしながら進み、板張り天井の支柱跡や工作機械を置いていた場所などを見て回りました。なお亀島山地下工場の他にJFEスチール西日本製鉄所と水島港を見学し、水島の産業への理解を深めました。




