総社市はもとより岡山県、全国の詩壇で活躍してきた詩人 井奥行彦さんなんば・みちこさん夫妻の功績を顕彰する詩碑がこのたび、宝福寺に建立されお披露目式が開かれました。
総社市上原の詩人・井奥行彦さん86歳となんば・みちこさん83歳の功績を顕彰する詩碑は、宝福寺の三重塔北側に建立されました。総社市の元教育長桒田交三さんを会長とする顕彰詩碑建立の会が平成28年6月から計画し、「詩人として地域文化の振興に貢献されたお二人のように詩をこよなく愛し、楽しむ子どもたちが育っていくことを願って」建立しました。お披露目式では、井奥・なんば夫妻をはじめ関係者8人によって除幕が行われました。詩碑は、高さ2・4メートル幅3・6メートルの白石島大石に二人の詩をそれぞれ刻んだ詩碑板をはめ込んだもので、文字はいずれも文化勲章受章者の書家高木聖鶴さんが揮毫したものです。除幕のあと詩碑に刻まれた井奥行彦さんの詩「開(かい) 宝福寺本堂で」となんば・みちこさんの詩「高梁川より」が朗読され総社市内では初めてとなる詩碑の建立を祝いました。昭和から平成にかけ70年にわたって詩の世界をけん引してきた二人ですがこれからも詩を書き続けていきたいと静かに意欲をもやしています。




