岡山を代表するフルーツ、マスカット・オブ・アレキサンドリアの収穫が始まりました。
鮮やかなエメラルドグリーンの実をつけるマスカット・オブ・アレキサンドリア。倉敷市船穂町は県内最大の産地で30戸の農家が28日から出荷を始めました。このうち、浅野啓治さんのハウスでは栽培歴50年以上の啓治さんの父、弘さん、母、登貴子さん、研修生としてマスカット栽培を学ぶ西田和寛さんの4人が早朝から収穫をしています。加温栽培のマスカットは12月20日ごろからハウス内の温度管理を始め、2月に実をつけ1房に50粒程度になるよう間引いたあと成熟させていきます。浅野さんによると今年は実が成熟する春先の天候が良かったことから出来栄えは例年以上。糖度も17度を超え最高の状態で出荷できるということです。収穫されたマスカットは東京、大阪、岡山の市場に出荷されていきます。なお、出荷のピークは7月から8月にかけて。10月ごろまで出荷は続きます。




